瀬戸内文化財修復所

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個⼈蔵
⽂殊菩薩坐像

2021年修復
個人蔵

個⼈蔵⽂殊菩薩坐像メイン画像・修復前修復前
個⼈蔵⽂殊菩薩坐像メイン画像・修復後修復後

像⾼わずか3cmの中に、極めて精緻な截⾦が施された像です。像全体が1材から彫り出されていることもあり、⽋失部を除けば全体に健全な状態でしたが、像底に半球形の蓮⾁のみが残っていたため坐りが悪く、転倒の危険がありました。そのため新たに蓮華座を制作し、安定性の向上を図りました。新たな台座は当初部に影響がないようにはめ込み式(脱着可能)としています。